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アプリの構築

アプリの構築

モノレポが npm にパッケージを公開するためにのみ使用されるのでない限り、少なくとも1つのアプリケーションが含まれる可能性が高いでしょう。Turborepoでアプリのビルドを調整することで、速度が大幅に向上します。

ビルドのセットアップ

Turborepo は、ワークスペースのタスクをそれぞれのワークスペースの package.json に保持することで機能します。次のようなモノレポがあるとしましょう。

├── apps
│   └── web
│       └── package.json
├── package.json
└── turbo.json

apps/web/package.json には、内部に build スクリプトが必要です。

{
  "scripts": {
    "build": "next build"
  }
}

turbo.json の内部で、build をパイプラインに追加できます。

{
  "pipeline": {
    "build": {
      "outputs": [".next/**", "!.next/cache/**"]
    }
  }
}

outputs を構成して、以前に完了したタスクをスキップできる Turborepo の非常に強力な機能である キャッシュ を有効にできるようにします。

これは、ルートから turbo build を実行すると、リポジトリ内のすべてのアプリがビルドされることを意味します。Turborepo のタスクキャッシュのおかげで、非常に高速なビルド時間を得ることができます。