既存のプロジェクトに Turborepo を追加する
Turborepo は、package.json
のスクリプトの実行を高速化するために、あらゆるプロジェクトで使用できます。
turbo
をインストールすると、パッケージマネージャーの代わりに turbo
からすべての package.json
タスクを実行できるようになります。
turbo.json
を正しく構成することで、キャッシュがタスクの実行を大幅に高速化する様子がわかるでしょう。
クイックスタート
turbo
をグローバルにインストールします。
npm install turbo --global
インストールの詳細については、「Turborepo のインストール」を参照してください。
- リポジトリのベースに
turbo.json
ファイルを追加します。
turbo.json
の構成の詳細については、構成オプションのドキュメントを参照してください。
{
"$schema": "https://turbo.dokyumento.jp/schema.json",
"pipeline": {
"build": {
"outputs": [".next/**", "!.next/cache/**"]
},
"type-check": {}
}
}
.gitignore
を編集します。
.turbo
を .gitignore
ファイルに追加します。CLI はこれらのフォルダーをログと特定のタスク出力に使用します。
+ .turbo
type-check
およびbuild
タスクをturbo
で実行します。
turbo type-check build
これにより、type-check
と build
が同時に実行されます。
- コードを変更せずに、
type-check
とbuild
を再度実行してみてください。
turbo type-check build
ターミナル出力は次のようになるはずです。
Tasks: 2 successful, 2 total
Cached: 2 cached, 2 total
Time: 185ms >>> FULL TURBO
おめでとうございます - わずか 200ms 以内で型チェックとビルドが完了しました。
これがどのように可能なのかについては、コアコンセプトのドキュメントをご覧ください。
dev
をturbo
で実行してみてください。
turbo dev
dev
スクリプトが起動するのがわかるでしょう。turbo
を使用して、package.json
内の任意のスクリプトを実行できます。