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Travis CI

Travis CI で Turborepo を使用する

以下の例は、Travis CI (新しいタブで開きます) で Turborepo を使用する手順を示しています。

ルートディレクトリの package.json

{
  "name": "my-turborepo",
  "scripts": {
    "build": "turbo run build",
    "test": "turbo run test"
  },
  "devDependencies": {
    "turbo": "1.2.5"
  }
}

turbo.json

{
  "$schema": "https://turbo.dokyumento.jp/schema.json",
  "pipeline": {
    "build": {
      "outputs": [".svelte-kit/**"],
      "dependsOn": ["^build"]
    },
    "test": {
      "dependsOn": ["^build"]
    },
  }
}

リポジトリに .travis.yml という名前のファイルを作成し、次の内容を記述します。

language: node_js
node_js:
  - lts/*
install:
  - npm install
script:
  - npm run build
script:
  - npm run test

リモートキャッシング

Travis CI でリモートキャッシングを使用するには、次の環境変数を Travis CI プロジェクトに追加します。

  • TURBO_TOKEN - リモートキャッシュにアクセスするための Bearer トークン
  • TURBO_TEAM - モノレポが属するアカウント

Vercel リモートキャッシングを使用するには、いくつかの手順でこれらの変数の値を取得できます。

  1. Vercel ダッシュボード (新しいタブで開きます)で、アカウントにスコープ付きアクセストークンを作成します。

Vercel Access Tokens

値を安全な場所にコピーします。後で必要になります。

  1. Travis リポジトリの設定に進み、「環境変数」セクションまでスクロールします。TURBO_TOKEN という名前の新しい変数を作成し、スコープ付きアクセストークンの値を入力します。

Travis CI Variables

  1. TURBO_TEAM という名前の2番目のシークレットを作成し、チームの Vercel URL の値を vercel.com/ を *除いて* 入力します。チームの URL は、ダッシュボードからチームの一般的なプロジェクト設定内で見つけることができます。

    ホビープランを使用している場合は、ユーザー名を使用できます。ユーザー名は、Vercel 個人アカウント設定 (新しいタブで開きます)で見つけることができます。

Vercel Account Slug

  1. Travis CI は、プロジェクト設定に保存されている環境変数を CI 環境に自動的に読み込みます。CI ファイルを変更する必要はありません。