TypeScript

Turbopackは、TypeScript (新しいタブで開きます)をすぐにサポートしています。つまり、Turbopackで.tsファイルをインポートできます。TypeScriptのすべての機能セットをサポートしています。

JSXのサポートのおかげで、.tsxファイルもインポートできます。

pathsとbaseUrlの解決

TypeScriptでは、paths (新しいタブで開きます)プロパティをtsconfig.jsonで使用して、カスタムパスからファイルをインポートできます。

{
  "compilerOptions": {
    "baseUrl": "src",
    "paths": {
        "app/*": ["app/*"],
        "config/*": ["app/_config/*"],
        "shared/*": ["app/_shared/*"],
    },
}

これにより、相対インポートを使用せずに、app/*から直接インポートできます。

- import { add } from '../../../../../math';
+ import { add } from 'app/math';
 
add();

Turbopackは、tsconfig.jsonのpathsとbaseUrlを読み取って、Next.jsと同じように、これらのパスを解決します。

つまり、絶対パスの設定は1か所だけで済みます。

型チェック

Turbopackは、アプリケーションの型チェックを実行しません。TypeScriptコードをコンパイルするためにSWC (新しいタブで開きます)を使用しており、こちらも型チェックを実行しません。

つまり、型チェックを実行するには、tsc --watchを実行するサイドカープロセスを実行する必要があります。または、IDEのTypeScript統合を利用することもできます。